届いた梅は痛んでいるもの、全体が黄色く色づいているもの、一部黄緑色のもの。
の3種類にわけました。
痛んでいるものは痛んでいるところを切り取って梅シロップ作りにまわし、一部黄緑色の梅は追熟、全体が黄色く色づいているものは梅干し作りを開始しました。
いつものやり方
ざっと洗って、梅の表面が水がはじかない状態になったら、
ざるにいれて、計量して、ヘタの取れそうなやつはとって、無理矢理とって傷がつきそうなものは無理せずヘタがついたままにしておいて、
ホワイトリカーにヘタ部分を中心に梅全体にくぐらせて、ヘタのところに塩をつけて瓶にいれる。
黄緑色の部分がある梅が全部黄色になったら順次同様の作業をして瓶に追加していく。
毎日、梅酢が全ての梅にかかるように回してーというのを繰り返して梅雨明けを待つんだけど、同じやり方の人によると梅酢がもうでなくなったらこの作業は数日に一回とか回数は少なめでいいらしいんだけど、でもカビなどのトラブルがあったら不安なのでというか、梅をいじっていたいだけなのかもだけど、わたしは1日2回ほどこの作業をしています。
あと梅酢があまり出ていない頃は蓋を開けるとプシューとガスがでるんだけど、初期の頃はガスがたくさん発生するから塩も一緒に飛んでくる可能性があるから蓋を抑えながらゆっくりとあけたほうがいいと思う。
そして梅酢がたっぷり上がるまでのドキドキの1週間が経過するとこれくらい梅酢がでる。だいぶ嵩も減りました。
おそらくこれ以上梅酢はでないと思います。
このくらいになると、漬け始めの頃と比べたらそこまで神経質に梅酢を全体に回しかけなくてもいいんじゃないかもしれない、という心の余裕が生まれます。
このやり方で漬けててカビたりトラブルになったことがないので大好きな梅干しの作り方です。
手抜きしているのに、トラブルなし、そして美味しい梅干しができる。
しあわせだなあーと梅仕事好きとしてはこの上ない思いです。