梅を漬ける作業はネット通販で購入した梅が最後だと思っていたら、生協で1キロの南高梅を注文していることを忘れていてました。
ネット通販で買った梅と比べると熟度は劣るけれど近場で買った梅よりは断然よくてあまり期待していなかっただけにちょっと感激してしまいました。
生協から注文した南高梅が届く
生協で売られていた4Lサイズの梅干し用の南高梅。
梅干し用とあって青梅ではなくある程度熟した状態のものが届いた。
ふっくらとしたで感触で香りもとても素敵でした。
写真でみると少し傷があるかな??という風に見えるけれど、たぶん気にしないで漬けてしまっても大丈夫かな?という程度の傷でした。
セラーメイトを使って梅干しを漬ける
写真の梅は追熟二日目の梅なんですが、もう少しオレンジ色にしたかったのでもう1日追熟させてから漬けることにしました。
今年で梅干し作り3年目だし、今回の梅は今年で最後だし、少しは成長しなければと今までしたことのないことをしてみることにしました。
私の漬ける梅干し作りはカビのリスクの少ない、水が上がったら冷蔵庫で梅雨明けまで保存という方法でリスクが少ないのが好きだったけれど、その代わり冷蔵庫が梅だらけになり場所をとるのが難点。
本来梅干し作りって室温で漬けて梅雨明けまでもそのまま室温に置いて漬けるからカビのリスクがあるらしいのだけど、昔ながらのやり方でやれる人がいるのだから、とちょっと挑戦してみたくなりました。
それに室温でつけたら場所取らないしねー。
使うのはセラーメイト。
室温で漬けるので塩分濃度は18%。
15%以上なら室温で大丈夫と聞くけれど確実なのは18%以上とのことだったので18%ですることにしました。
梅を洗ってザルで水を切って、少し濡れた状態のものを35%のホワイトリカーにくぐらせて、塩の半分と梅をビニール袋に入れて、梅に塩をまぶす。
そうしたら、梅のヘタ部分に残っている塩を乗せてセラーメイトに入れていき、一番うえに残った塩を全部入れました。
(セラーメイト2リットル瓶に梅1キロいれてちょうどいい感じ。)
と、ここで、セラーメイトを使ったためにちょっと面倒なことが・・・。
重りできないんだね。。
でも重りしないと水が上がるのが遅くなり、カビの原因になるから・・・と洋裁に使う文鎮をビニール袋に二重に包んでいれてみた(笑
入り口が小さすぎてこれしか入らなかった・・・。
水をビニール袋に入れるというやり方もあるけれど、水だと軽すぎて断念し、
こんなことになってしまいました。
でも、せっかくの梅がどことなくかわいそうに見えた。
塩分18%の梅は重りがいらない
洋裁用の文鎮で押しつぶされてかわいそうな梅を見るに耐えられず、”セラーメイト 梅干し”と検索すると作り方が出てきた!
ものすごく参考になりました。(参考サイト→ ★ )
18%くらいなら重りはなくても天日干しをする日まで、毎日梅にでてきた梅酢がかかるように回してあげるだけでカビの心配がないらしい。
重りをしないから水があがるのが遅くなるらしいけど、オレンジぽい色の梅を使ったので、水の上がりは思ったよりそんなに遅くない。
塩漬けしてから二日目の梅。
これくらい水が上がりました。
それと梅も発酵するので最初のうちは蓋を開けてガス抜きの必要があるらしいのだけど、その時蓋をあけるとき気をつけないと塩が飛んでくると書かれてて、
蓋を抑えながら蓋を開けたけどすごい勢いで塩飛んだ・・・!(笑
セラーメイトの密閉効果ってすごいんだなあ。
さて、梅雨明けまで毎日瓶をまわします!
・・・追記・・・
最終的に梅酢はここまで出ました。
つけてから六日目。
六日目以降はこれ以上梅酢が増えませんでした。
梅酢に浸かっていない梅に二、三日梅酢を回しかけなくてもカビの心配はないと書かれていたけれど、やはり心配なので朝晩一回ずつ、もしくは朝か、夜の一回梅酢を回しかけてやった所、梅干しを干す時までカビが発生することはありませんでした。
ということで来年もセラーメイトで梅干し作りします。
初めての梅干し作りにはセラーメイトがいいと思いました。
妹も梅干し作りに興味があるそうなので今ゴリ押しでこのやり方を勧めている所です(笑
ちなみに1キロの梅は2リットルのセラーメイトで漬けました。