2017年の梅干しの完成した写真を載せるのを忘れていましたのでご報告も兼ねて、掲載したいと思います。
今回は10数キロの梅を梅干しにしました。
冷蔵庫に3キロくらいの梅干しもあるのでこの写真だと10キロくらいの梅干しといったところです。
透明の容器と陶器に梅干しを入れました。
蓋がスクリュータイプの物に関しては金属の蓋裏が梅干しの塩分にやられて腐食し、後々黒っぽくなるのが嫌なのでラップをしてから蓋をしています。
セラーメイトの瓶は梅干しを漬ける際もとても使いやすいし、保存するにも見た目にもよく気に入って使っています。
セラーメイトは取っ手付きタイプと取っ手なしのものがあってなぜか取っ手なしの方が若干値段が高いのですが、大は小を兼ねる的な考えのもと、取っ手付きタイプを購入したのですが、この取っ手があることで後々梅干し作りが楽にできることになりました。
梅酢を足して梅干しを柔らかくする
一番大きいセラーメイトに入れている梅干しが乾燥しすぎ?元々の梅の質?やっぱり雨に何度も当たったせい??など原因は色々考えられるのだけど、皮が少し固くなってしまったものがありました。(写真真ん中)
梅酢を底から3センチくらい注いでみました。
去年も固くなった梅があったので梅酢に浸して少し柔らかくするという方法を試したら、少し柔らかくなったので、去年のやり方を参考に今回もしてみました。
梅干しを作ったけど、固くてちょっと失敗した時に柔らかくする方法
梅酢が満遍なく全ての梅に染み込むように一日1回は瓶を倒してゴロゴロ転がし、梅酢を全体にかけました。
日に日に梅酢は梅干しに吸収されて数週間したらカサカサだった梅干しがふっくらしっとりとしたようになりました。
1番始めの写真の真ん中の梅干しと比べるとだいぶふっくらしたのがわかります。
常温保存に耐えられる塩分濃度の実験をしようと思っていましたが・・
左の瓶の梅干し、実は冷蔵庫に入れて保存していました。
塩分濃度が12%だったので常温保存に耐えられるか心配だったからです。
一般的に18%以上の塩分濃度ならカビないと言われていて、我が家の住環境では塩分濃度がだいたい何%でカビずに常温保存できるのか??実験を開始していました。
だけどね・・・なんだか、大丈夫な気がして、結局今回作った梅干しは最低塩分濃度が12%なんですが、全て常温保存してしまっていますー
最初はせっかくインターネットで購入した高い梅にカビを生えさせたくない一心で絶対冷蔵庫で保存しようって思っていたんですが、常温保存の方が梅干しの熟成が進みより美味しくなりそうな気がしてカビが生えてしまうかもしれないという恐怖よりも、美味しくしたいという気持ちに負けて(?)全て室温保存にしてしまいました。
常温保存してから数週間たつけれと今のところ室温30度ですがカビは生えていない模様です。
そして予想通り、室温にした方が梅から梅酢が染み出てきて梅がいい感じに液に浸ってきているのが写真から見ることができました。
わかりにくいかもしれませんが、写真真ん中(インターネットで購入した梅)は瓶の真ん中付近まで液が浸っています。
右の方(生協で購入し梅)はそれほどではないですが、常温にした方が液が多く出てきたと思います。
私の愛読書である梅干しの絵本によると染み出てきた液が全ての梅を覆うととてもよくできた梅干しらしいのです。
梅干し作り3年目ではまだまだ全ての梅を覆うほどにはなりませんが、悩み抜いて購入したインターネットの梅の方が液が多く出たのでやっぱりいい梅なんだなーって感じました。
2017年度の梅は売り切れのようです。