待ちに待った梅の季節になりました〜
本州はまだまだ先だと思うけれど九州は梅があちこちたわわになっています。
うちの地区は梅林が多くある地区なため、近所のお宅ではお庭に梅の木を植えているところが多く、犬の散歩のたびに熟度をチェック。
いい感じに熟れている梅もあってすでに木の下に実が取れて落ちていたりするんだけど梅を活用している気配が全くない・・・・。
毎年いい状態の梅を産直売り場で探すのにやっきになっているんだけどなかなか梅干しを漬けるのに向いている状態の梅に出会えないのに、近所ではそんないい梅が地面に落ちるだけ・・・なんて結構心が痛んでおります。
そんなわけで、毎日仕事帰りに産直へ直行していい梅が入荷していないかチェックしているのですが、始めて小梅が入荷していました。
しかも結構いい状態のもの。これが大きい梅だったらなーなんて切実に思いながら小梅を3キロ買って帰りました。

小梅で梅干し作り
まだ少し青かったので1日追熟させてから梅干し作りをすることにしました。
いつも塩と氷砂糖、35%の焼酎を使い、塩分13%、糖分10%の分量で梅干しをつけているので今回も同じ分量でつけました。
いつかは塩だけで梅干しを作りたいなあって思っているのですが、私の作る梅干しは氷砂糖が入っていても甘さなんてみじんも感じられないくらい酸っぱい、しょっぱい!という味の梅干しなので、塩だけでつくる梅干しというのはきっとものすごくしょっぱいんだろうなと思うのでなかなか挑戦せずにいます。
そんなわけで、いつもの分量でつけた梅。

今回は室内で漬けてみました。
いつもはジップロックに入れたら冷蔵庫で漬けるので始めての室温で漬ける作業にカビないかとかなりドキドキしています。
ある人によると塩分12%でもいつもカビないという話を聞いていたので勇気を振り絞って室温でつけてみました。
私のは塩分13%だし、糖分も入っているのでいけそうな気もしなくもないですが。
そして今回初めての試みがもう一つ。
重りを使いました。
いつもはジップロックに入れて空気を抜いて徐々に水がでるのを待っていたのだけど、冷蔵庫に入れているせいもあるのかもしれないですが水がでるのがものすごく時間がかかっていましたが、1日目から結構水がでてきて、

二日目には梅が全部つかるほど水が出ました。
重りを使うと梅が破けてしまうんじゃないか、という心配があったのですが案外大丈夫なのですね。
小梅でカリカリ梅
小梅を買ってきたと旦那に知られたら、旦那がカリカリ梅が食べたいと言い始めました。
普段要求をほとんど言わないので、要求してきたときは必ずしてあげなくては!という気分にさせられてしまうので、もちろん今回もカリカリ梅をつくらなくては!という気分にさせられてしまい、初めてのカリカリ梅作りをしてみました。
カリカリ梅は青梅で作るそうなのですが、追熟してしまった後だったのでできるだけ青っぽい梅を探して漬けてみました。

レシピを調べると普通の梅干し作りは塩分濃度が人によってまちまちなのに、カリカリ梅はほとんどの人が塩分10%だったので冒険はせず、わたしも10%で漬けてみました。
あと35%の焼酎も加えました。
でも焼酎の量は人によってかなりまちまちで大量に入れる人と少しだけ入れる人がいたのでお酒に弱いということもあり、少しだけ加えました。
漬ける時は重りを使ったりとか、ジップロックで空気を抜いて密閉しなくてはならないとか、そういうのもなくてただ瓶に材料を入れて冷蔵庫で置いておくだけ、というもの。
なのに最短一週間から食べられるそうなんだけど、なんだか心配・・・・。
とりあえず一週間後に味見をしてみようかと思います。

傷んでいた梅は傷んだところを取り除いて、酵母作りをしています。
梅で酵母作りは成功した試しがないのでちょっと心配なんですけどね。