行きつけの産直売り場で新生姜が出回り始めました。
生姜シロップももちろんだけど、新生姜のレシピはやっぱり「生姜の甘酢漬け(ガリ)」でしょう!
でも、生姜って劣化が早い
新生姜をはりきって手に入れたはいいのだけど、生姜って劣化がはやいですよね。
だからいつも生姜で甘酢漬けや生姜シロップ、生姜関連のものを作るときは買ってきたその日にやります。
でも、新生姜をはりきって買ってきたはいいけど、我が家の酢が切れていたのでした。
さて、どうするか??これじゃ甘酢漬けつくれないじゃん・・・でも今日調理しないと生姜が劣化してしまう。
いつもなら調べるのだけど、たぶん調べても出てこないだろーなーって思ったので自己流で対処法を実験することにしました!
まずは私の生姜の甘酢漬けの作り方
甘酢漬け(ガリ)は砂糖、塩少し、酢が主な材料になります。
調べるとたくさん作り方が出てくるのだけど、この材料にお好みで蜂蜜を加える人もいるようですが、材料が増えるとめんどくさい、という気持ちになってしまうので砂糖、塩、酢で作ります。
生姜:酢:砂糖=2:2:1だいたいこのくらいの割合の配合になります。
塩は結構毎回適当です。
下に書いているレシピの2のスライスした生姜に塩をふって汁が出てくるくらいの塩の量を使いたいので、生姜1キロだったら大さじ1とか、2とか使います。
塩は味付けといよりも、生姜から汁を出すために必要なものという意味合いで私の場合使うので甘酢を作るときに塩は加えません。
作り方。
1 生姜を綺麗に洗い、汚れている部分を包丁の背でこそぎ落とし、生姜をスライスする
2 スライスした生姜に塩を振り満遍なく行き渡らせ30分以上放置。
3 30分たったら生姜を絞る。絞り加減はお好みで。
4 鍋に砂糖と酢をいれ煮立たせる。煮立ったら3の生姜に熱々の状態の甘酢をかけ、混ぜ粗熱が取れるまで室温で放置し、冷めたら冷蔵庫で保存する。
2の作業の後、熱湯数分煮るというレシピも結構あるのだけど、シャキシャキとした食感の甘酢漬けが好きなのでこのやり方だと柔らかすぎて好みでないので熱々の状態の甘酢を3にかけてほどよい食感にしています。
シャキシャキ食感が好きだという人は私のやり方で、柔らかいのが好きという方は2の作業のあと数分熱湯で煮ると良いと思いますよ。
生姜を塩漬けして日持ち作戦。
甘酢漬けの作り方の説明をしましたが、今回問題になっているのは生姜を買ったその日に調理したいけど、材料が足りなかったので生姜の鮮度を維持しつつ上手に甘酢漬けを作るためには??どうしたらいいのか?ということです。
生姜って特に新生姜は買った翌日になると生姜の表面がどんどん劣化していくのが目に見えてわかります。
そうなった状態の物を調理するのはあまり気が乗らないのでどうしても買ったその日に調理したいのです。
そこでレシピの過程で止められる場所はないのか?考えてみました。
考えた・・といってもそんなに大それたことではなく、ただたんに手順の2のところで塩を少し多めに加えるだけなんですけどね(笑)
そんなわけで、買って来た生姜の表面を綺麗にしてこそげ落としー
生姜をスライスしー塩をいつもの倍か1、5倍くらい加えて塩もみ。生姜の浅漬けといったところかな。したことがないことをするのでちょっとどきどきしました。
二日間冷蔵庫で放置しました。こんな感じです。
変な色になっている、という感じが見受けられないからちょっと安心。
出てきた汁を軽く絞って、熱々の甘酢をかけて少しすると・・・
こんな感じ。ちゃんと色が薄ピンク色になりましたね。
ピンク色にならなかったらどうしようか、って結構心配でした。
新生姜の甘酢漬けはピンク色が命だと思っているので問題なく安心しました。
味もいつもの味!
でも、出来立てなのでまだちょっと生姜の辛さがありましたが、1週間近く漬けておくと生姜から辛味がぬけて食べやすい辛味になるんですよね。
今回の実験で生姜を塩漬けの状態にすれば数日間は生姜の甘酢漬け作りが途中で止められるとわかったのでまた作るときがあったらこの作戦やってみようかな、
生姜を突然もらって、でも時間がなくて、なんとか時間割いて夜中まで甘酢漬け作りをしているときもあったので今度からは少しは楽になりそうだな。
ちなみに我が家愛用の酢。
味に角もなく、クセも強くなくお気に入りです。