塩だけの梅干しを楽しんで食べている今日この頃ですが、ふと思い出して、最近食べ始めた梅干しがあります。
それは土用干しで雨にたくさん濡れてしまった梅。
雨に濡れてしまった梅は美味しくない!と聞いていたので本当にそうなのだろうか?と味を確かめたくなりました。
忘れないうちに備忘録として記事にしておくことにします。
ラベルにも書いてるけど、産直の見切り品の梅を梅干しにしたものです。
”二日目に雨に濡れて、しょっちゅう”というのは、干して二日目に雨に濡れてしまったのですが、自宅にいたので、すぐとりこんだものの、すぐ止んだのでにわか雨だと思い、すぐまた外に干したらまた雨が降り、とりこむ、外に出す、雨に当たる・・・というのを3回ほど繰り返してしまったという意味です。
それも毎回結構のどしゃぶりのにわか雨だったので梅がぐっしょり濡れてしまっていました。
対処法として梅酢に再びくぐらせてから干すと良いという話も聞いていたので実行していましたが、雨に濡れた梅は美味しくないという意見が多かったので心配でした。
実際、完成した梅を食べると口に入れたときに普通ならすぐ塩辛さを感じるはずなのに、ウスーーい塩味?のような感じがするし、噛んでも梅の一部でしか梅干しらしさが感じない。
雨に濡れただけが原因ではなく、梅の質や乾燥させすぎとかいろいろ原因はあったと思うけれど味がここまで薄くなってしまうのは濡れたことが一番響いているんじゃないかなーって思います。
これを一般的に美味しくない梅、というのかな?
とはいえ、時間を置いたら少しはしっとりしてくるだろう、と思っていたのですが、しっとりしてくる気配がありませんでした。
写真真ん中の大きなセラーメイトに入ってる梅干し、カラカラな感じが見てわかります。
美味しくなさそうな梅干しを食べる気には到底なれなかったので梅酢をいれて梅酢を染み込ませる作戦を実行したあとの梅がこの写真です。
案外しっとりになりました。
このときの梅酢を染み込ませたときの様子を記事にまとめてあります。
【2017年梅干し】固くなった梅、常温保存のための塩分濃度などの記録
結局、美味しいのか?まずいのか?
梅酢を染み込まてから数ヶ月たっているので梅も結構しっとりとしてきているのがわかります。
瓶から取り出した梅。
中もしっとりしてるんです。
だから、食べると案外普通の梅干しです!
雨に濡れた梅はまずい、という意見が多いのは、
多分、なにも手を施さなかった場合や手を施してもやはり味は落ちてしまうので食べた人がどう思うのか?で決まるのかなーって思いました。
今回の梅は本当に外側はほとんど味がなく舌触りも悪かったし食べた時も水分がなくカサカサしていて、味も梅の味が一部でしか感じられないという最悪な状態だったので
その状態から普通の梅干しっぽい舌触りや、食感、味、を回復させることができたので私の場合はまずいとは言えない、という結果でした!
超美味しいわけではないけれど、普通に美味しくたべているので満足しています。