革製品のカビ取り方法。革バッグはカビやすいので取扱には注意してね

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梅雨の時期になってきましたのでカビが生えた!取って欲しいという依頼が増えてきました。

でもカビ取りって家庭でも実は出来るんですよ。

カビの落とし方

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1 ウエス(ぼろ布)などでカビのついている部分を軽く拭いてあげる。この作業は出来れば屋外でやってほしいです。カビの胞子が舞います!

2 表面についているカビをとったら、こんどは固く絞った濡れふきんで優しくカビがついている部分を拭く。

できれば菌作用のある消毒用エタノールで軽く拭いてほしいのですが、エタノールで色落ちがする場合もあるので目立たないところで試してから行ってください。

3 影干しをする

4 影干しが終わったら保湿用のクリームを塗って完成

 

革の色が抜けていたら?

カビの侵食が革の深部までいっている場合、革の色抜けがおきていることがあります。

そんなときは、以前もご紹介したことのあるサフィールレノベイティング補修クリームを使って色を埋めてあげる必要があります。

 

 

サフィールレノベイティングカラー補修クリームの詳しい使い方はこちらで紹介してあります

chek!長年使ってきた革バッグ。色ハゲを簡単な方法で補修してみた。

 

なんで革製品はカビやすいのか?

革製品を使ってて感じる事があるとおもうのですが、革製品はものすごくカビやすいです。

それもそのはず、革製品はカビの栄養分の宝庫だからです。

革製品をメンテナンスする際のクリームや手で触る事でつく皮脂がカビの栄養源となっているからです。

さらに収納する際、革バッグを押入れにしまいっぱなしだったり、革靴は靴棚にしまいっぱなしだったりと空気の循環のない場所に長期間入れたままにすることで湿気がたまりカビの繁殖しやすい好条件になってしまいます。

とくに梅雨の時期なんかは湿度が70%近くで気温も25度以上になるのでカビが繁殖する好条件になりカビが生えてしまうということになります。

カビを予防するには?

しばらく使わない革製品は不織布や布製の袋に入れてしまい、出来るだけ風通しの良い場所に収納しましょう。

でも、ずっとしまいっぱなしにはしないでくださいね! 湿気が溜まってカビの原因になってしまうので、使わなくても定期的に出してあげることが重要です。

また収納場所として床や足元に近い場所には置かないようにしましょう。

湿気は水分ですので空気より重いため床に一番たまっていますよー

カビは湿気が大好きですからね

 

雨の日でも革靴を履く私がした失敗。

私自身とても革製品が大好きで年中バッグなり,靴なり革なんですが、雨の日も革靴を履くというありさまです。

昔は革製品好きでありながらもメンテナンスの仕方がわからず、雨に濡れた革のサンダルを適当に放置していたら大量のカビが生えてた!

なんて失敗もしていましたよ。

カビは湿気=水分が大好きですから、濡れたときはよく乾かす!というのをしてあげてくださいね。

雨に濡れたら早く乾かしてあげることでカビを生やすリスクをおさえられますよ。

 

革好きのみなさん、梅雨の時期は昔のわたしのような失敗はしないように、上手にメンテナンスしましょうね。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

もなか

秋田出身、長崎県在住のパートタイマー主婦。 3人の子供の子育てをしながらクリーニング屋のパートをしたり、革修理の仕事をしています。  詳しくはこちら。