長年使ってきた革バッグ。色ハゲを簡単な方法で修理してみた。

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久しぶりに、バッグのお手入れをしました。

たぶん20才前後に母に買ってもらったものです。

ショルダーバッグが好きなので子供が生まれる前まではショルダーバッグしか使っていなかったかな??っていうほど。

色ハゲ_サフィール_革_バッグ_擦れ

このバッグもかなりの頻度で使っていたけど子供が生まれてから最近まで7年ほど、使われず収納されていました。

子供達が保育園なり、小学校なり、いっているあいだクリーニング工場で仕事にいくときはこのショルダーバッグを使うようになりました。

オムツや子供の荷物が必要ないので財布やハンカチ、ティッシュとか、持ち物はあまり必要ないですからショルダーで十分!

使い込んだ革バッグは擦れによる色ハゲが発生していた

でも、久しぶりに使おうと思ったんだけど、色剥げが目立つーこんなにも色が擦れてたっけ?

上の写真だと、わからないでしょうから、拡大!

色ハゲ_サフィール_革_バッグ_擦れ

色ハゲ_サフィール_革_バッグ_擦れ
色ハゲ_サフィール_革_バッグ_擦れ
結構、擦れて色が剥げてしまっていますね。

昔はオイル補給目的にラナパーを使ってメンテナンスしていたけれど、色を補色する術がわからなく、さらに靴クリームを塗って補色していましたね(汗

今思えば信じられない事をしてたなあ・・

当然、靴クリームなので色落ちがして洋服につきそうになるので、靴クリームを塗った後は一生懸命にボロ布で拭き取って磨いてました。

最近では靴クリーム使うなんて危ないことはせずにアドカラーを使って革製品の補色をすることが主ですけど。

でも、今回は時間がなかったので簡単にささっと、短時間で色剥げを埋めれる、サフィールレノベイティングカラー補修クリームを使って補色しました。

このクリーム、色移りしないんです!!

 

サフィールの補修クリームで簡単補色する方法!

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●準備するもの

サフィール レノベイティングカラー補修クリーム

サフィール ユニバーサルレザーローション

ウエス(ぼろ布)

混ぜるための入れ物かラップ。

今回は05ダークブラウンを使いました。

 

①バッグのホコリを布か専用のブラシでとりさる

②補修クリームとユニバーサルレザーローションを混ぜてウエスに少しだけつけてバッグの色が剥げているところに様子を見ながら塗っていく。

③10分くらい置いてからウエスで余分なクリームを拭き取る

※ ②の時にバッグと補修クリームの色が同じのがなかったときは補修クリームを何個か混ぜてできるだけバッグの色に近づけて使うようにします。

 

完成! アフター写真をどうぞ!

色ハゲ_サフィール_革_バッグ_擦れ 色ハゲ_サフィール_革_バッグ_擦れ 色ハゲ_サフィール_革_バッグ_擦れ色ハゲ_サフィール_革_バッグ_擦れ

 

色が入りにくいところもあって、よくよく見れば、あーこの場所色が薄いね!

と気がつくと思いますが、ぱっとみわからないのでok だと思います!

ちなみに革の種類によって色がはいる、はいらない、があります。

今回使った補修クリームの色が入らない、または補修クリームを何個か混ぜてもバッグと同じ色が作れない!そんなときはアドカラーを使って補色もしくは業者にお願いする必要があります。

仕事でアドカラーを使って補色をしているけれども、結構いいお値段を頂くので、逆の立場からしたらサフィールの補修クリームを使って定期的にメンテナンスしてあげたほうが経済かなって思います。

メンテナンスすることでオイル補給にもなりますから革バッグが長持ちすることにもつながりますしね。

単純な色ならサフィール補修クリーム珍しい色ならアドカラーでの修理がいいのかな、と思います。

ではでは、真似する方、くれぐれも自己責任で注意深く作業を行ってくださいね

 

今回使った道具たちのご紹介。

汚れ落しとしても使えるし、サフィール補修クリームと混ぜることでクリームの伸びがよく使いやすいです

靴クリームや補修クリームを塗るのがめんどくさい時はラナパーを使った手入れだけは忘れず定期的にしてもらいたいです。

革製品の持ちが違うし、ラナパー使っただけなのに生き生きとした艶やかな雰囲気になります

私もメンテナンスがめんどくさい時はラナパーだけはしています。

【フィニッシュクロス付】レザーメンテナンスオイル ラナパー 

ちなみに今回の補色したバッグの3ヶ月後どうなったかというと・・・という報告記事です。

革の専門業者は高く出したくないから自分で直した革バッグの経過報告

 

革製品のブログも書き始めました。

革好き女子の革製品との日々。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

もなか

秋田出身、長崎県在住のパートタイマー主婦。 3人の子供の子育てをしながらクリーニング屋のパートをしたり、革修理の仕事をしています。  詳しくはこちら。