待ちに待った梅雨明けです!
と言っても梅雨明け宣言は出ていないのですが、週間天気予報が数日前から連日の晴れマークなので多分梅雨明けしたと言っても問題ないのかなーと思って、梅干しの土用干しを実行しました。
でも、梅雨明け宣言が出ていないからちょっとビクビクしながら梅干しを干してから出社し、仕事の合間もお空とにらめっこです。ちょっと情けない感じですけどね。
梅干しの土用干しの醍醐味は色が変わる事だと思っています。
この梅は今年の梅仕事の中で一番最後に漬けた梅。塩分18%のもの。
セラーメイトを使って重りを使わずに漬けた梅で、初めて室温で梅を干す日まで室温で漬け続けた梅です。
塩分濃度が18%ならカビの心配はないと聞いていた通り、全く問題なくずっと梅酢は綺麗な透明なまま。
今までの梅は塩分濃度が13%で梅を漬けている間は冷蔵庫保存していたのでカビの心配はなかったのだけど、こんなにも透明度の高いものではなかったのです。
塩分濃度が違うと梅酢の出来も違うのかなー
梅は干せば干すほど色が変わる
うちはウッドデッキで干しています。
5年目のウッドデッキ、もうボロボロです。。ウッドデッキをみた人たちには”ボロボロになるのは早すぎない???”なんてよく言われているのだけど、どうしてこんなに劣化が早いのか問われたってわからないんです・・毎年ペンキ塗りしていたんですけどね・・・とりあえず今年直してもらわなきゃな。
話は戻しまして、梅はザルの下に紙を敷いてウッドデッキの端に置いて干しています。
ウッドデッキの端に置いているのはこの場所が朝から夕方までずっと日が当たっているからなんです。
少し左側に置くと夕方には日陰になってしまうため、少しでも長い時間日に当てたいがために端に寄せて置いています。
一日2回ほどひっくり返した方が良いと聞くのだけど、お仕事をしていると一日一回しか返せないけれど、問題なくちゃんと普通の見た目の梅干しになっていると思います。
ちなみに梅酢はお酒の空き瓶に入れてキッチンペーパーで蓋をして干していますよ。
今年の梅干しは13キロくらい漬けたのですが、我が家にはザルはそんなに多くなく13キロ全てを一斉に干す事はできません。
ザルの代わりに簾の上で干しても大丈夫、と聞いていたので簾なら13キロの梅全てを一斉に干せるなあ、と思い準備していたのですが、実際問題、確かに全てを一斉に干せるのかもしれないけれど、全ての梅を毎日ひっくり返すとなると結構大変だということに気がつき結局3キロずつくらい地道に干して行くことにしました。
手前の梅が最初に紹介した梅で干して1日目の様子、もう色が変わってきてる。
奥の二つは干し始めた日の夕方から干し始めたのでまだ黄色。
干して色が変わってくると梅干し作り今年もやってよかったなあと思う
冒頭の写真の梅です。干して二日目の様子。
でも、裏返してしまっているので裏の方がもっとより色が濃いです。
箸でつまんだ感じも、干し始めの時は硬かったのだけど、今は柔らかさが出てきています。
干して一日と少し干した梅。
この梅は小梅より少し大きいサイズの小ぶりの梅。
結構赤く色が変わってきた所も出てきています。青っぽい色は多分明日干したら赤色になります。
梅干しを作るときは紫蘇は使わないのだけど、白干梅だと干した時の色の変化が楽しめて楽しい。
梅干し作りって好きな人は好きだけど興味ない人は興味ないことだと思ってて、だから一人でどっぷり浸かって楽しんでいると呆れられているんだけど、たまに興味のない子供らや旦那が私が感動してることに共感してくれると結構嬉しい。
今日は色が黄色から赤っぽい色に変わったのをみて”おおー!!”と言ってくれ結構嬉しかったなー
干している途中の梅干しって食べてみると塩っ辛くて決して美味しくはないのだけど、そんな完成度の低い梅干しを味見してくれて、美味しい!って言ってくれると作った甲斐があるなあって思うんだよね。
で、褒められると調子にのる性格なのでよく年からどんどんエスカレートして行くんだよね・・。
さて明日は干して三日目。
どれくらい色が変わるか楽しみだなあ。
ちなみに干す時のザルは普段使いのものを使用しています。
梅干し専用のザルはとても大きく使いやすいのだけど、一年に一度しか使わないのに収納に場所をとって困るので普段も他の用途で使えるザルが代用できていいと思います。
大分県 宮井竹工 美白巻丸盆ザル30センチ
平らな丸のザルはソーメンや、そば、パンや焼き菓子を入れて使ったりと普段もフル活用しているので梅干し作りだけしか使わないザルよりも普段使っているものの方が無駄にならずいいのかな、と思います。