革製品が大好きなので主人の使う財布はいつも私からプレゼントしています。
主人が最近使っていた財布がとうとう使い物にならなくなり、購入することにしたんだけど、かなり悩みました!
私が主人に買った革製品
今まで主人には財布を2つ。
名刺入れを一つ。
革のバッグを一つ。
革靴を3つ。
合計7つの革製品を購入してきました。
主人は革製品初心者で、私から革製品をプレゼントされるようになるまで革製品を使ったことがなかったので、買って失敗したものも幾つかありました。
男性に向いていないな、と思う革財布とその理由。
7個の革製品を使ってもらってきてわかったことは本当の革好きの人以外はメンテナンスがしなくても大丈夫なくらい丈夫な革質のものを使ったほうがいいのかな、って思いました。
主人は革製品は好きなようでしたが、革製品初心者だったというのもあり、憧れのような気持ちで革製品が好きなんだというのもわかりました。
どういうことかというと、実際、革製品のメンテナンスはしないし、ほっておいてカッサカサの、状態の革になってしまうからです。
HERZのバッグが好きだ!にわか革製品好きには革製品を進めるべからず。
主人に革製品を何度かプレゼントして反省することが多かったので、主人に革製品をあげるときは傷がつきにくく、傷が目立ちにくく、メンテナンスが少しでよいもの、エイジングで素敵な雰囲気になれるものを!という観点で革製品を選ぶことにしています。
革財布、失敗エピソード1
はじめて、主人に購入した財布は二つ折り財布でした。
これが主人が人生初めて使うことになる革製品でした。
エイジングする財布ということと当時わたしの好きなブランドだったというのもあり、あとはとくに何も考えずプレゼントしました。
でも、数ヶ月と持ちませんでした。エイジングとは程遠く、見るも無惨なボロボロという表現が合う雰囲気に変貌していました。
せっかく植物タンニンでなめされた革でエイジングが楽しめるはずだったのですが、始めて革製品を使う主人には扱いがわからなかったようでした。
それに、わたしは男性が財布をパンツのポケット入れる、ということを考えていなかったのも失敗したポイントでした。
毎日ポケットにいれて何度も出し入れするには少し柔らかめな革だったのがよくなかったこと、女性ならバッグに入れて出し入れするので財布が摩擦で劣化するという機会はないので革のセレクトを間違えてしまいました。
革財布、失敗エピソード2
反省を踏まえて、主人に財布をもう一つプレゼントしました。今度は摩擦に強い革の財布を!!と探しました。ポケットに出し入れしても擦れないものを探しました。
その時購入した財布は長財布で、ラウンドファスナーの財布でした。
ラウンドファスナーとは財布の周りをぐるっとファスナーで囲まれている財布です。
摩擦に強い革質のおかげで見た目は美しくエイジングしてくれたのですが、ポケットの出し入れでファスナーが縫い付けてある革の部分が摩擦で切れてしまい、ファスナーを閉じても切れた革の部分からコインが外に飛び出してしまう状態になってしまいました。
財布の修理屋さんにお願いして直してもらったらどこを直しているのか??わからないくらい綺麗に直してもらえましたが、それから半年しないうちに、同じようにファスナーと革を縫い付けている革が切れて前と同じ状態になってしまったのでした。
革財布は長く使ってエイジングさせるのが魅力なのに2年しかもたなかったら意味がない!
そんなことを思って革財布を買うときはファスナーが外側に縫い付けてある財布は買うまいと誓ったのでした。
やっと見つけた理想の革財布
こんな失敗エピソードがあったため次購入する革財布は革製品に憧れはあるけど、革製品のメンテナンスに不慣れな人でも扱いやすくエイジングが楽しめる財布という観点で選ぼう!って決めていました。
でも、なかなかそういう財布が見つからず新しい財布を探している間、もらった合皮のコインケースを仕方なく使っていたのですが、合皮なので使っているうちに、こうなっちゃいますよね・・
使用して一年くらいでこうなっちゃいました。合皮の部分が全部禿げてます。
こうなった時点で、いい加減主人に財布を買ってあげないと!!って思っていたんですけど、なかなか条件にあう財布がみつからず、
そうこうしているうちに、とうとう・・・・・
・・・・・・
こうなっちゃいました。
こうなっては完全に使い物になりませんよね。。
でもね、いいタイミングでやっとやっと!見つけたんです。
探していた条件はファスナーがないこと。革が摩擦に強いこと。カードが10枚以上入ること!
そして、革製品のメンテナンスに不慣れな人でも扱いやすく使うほどに渋みを増してカッコよくなる財布じゃなきゃいけないんです。
なかなかそんな財布ないよなーって思っていたら、そんな条件に合う、財布があったんです!
ボイジャーバイウエストトゥワイスのコンパクトな二つ折り財布
ブライドルレザーを使用した二つ折り財布です。
ブライドルレザーとはブライドル=馬具という意味なのですが、馬の手綱などに使われてきた英国の伝統的なレザー。
強靭な馬の力に耐えるため、様々な工夫がされてなめされてできた革で、蜜蝋を含んだ特殊なオイルを何度も塗りこみ、ブルームという白い粉が表面に浮き出てくるのが特長で使い込むとブルームが取れ、艶が出て、重厚感・高級感が増してくるそうです。
馬具に使われる革なので摩擦には強く、使い始めは硬いそうですが、使っていくうちに柔らかく、艶やかな雰囲気の革に変化していくそうです。
実は革好きだけれど、使い始めが固い革というのは使用したことがなく、どうエイジングしていくのか?というのも気になっていて、それもこの財布を選んだポイントなんです。
さらに縫製が日本なのも安心できるんですよね。
実はね、同じブライドルレザーを使った他メーカーのものにしようか悩んでいたのですが、レビューをみると縫製が雑で壊れやすく2年くらいしかもたないようでした。
ちなみに縫製が海外製で、あーやっぱり・・・って思いました。
それに、革製品は最低でも5年、普通に10年以上わたしは使いますので2年しかもたないものって、ちょっと考えられないのです。
財布を決めたのであとは主人に好きな色を決めてもらって早めに購入してみます。使ってた財布崩壊してますから急がなきゃ(笑
購入したらまたレビューを書いてみたいと思います。
財布を注文したけれど・・・やっぱりな出来事がありました。
後日、無事財布購入しましたが、FUDGEなど他ファッション雑誌でもよく紹介されているので売り切れの心配をしていました。
案の定、第一希望の紺色、第二希望の黒がみんな売り切れ。。やっぱりそうかー・・・てことで、第三希望の茶色を購入しました。
紺色が入荷するまで待つという手もありましたが主人の財布は本当に壊れちゃったので、第一希望の紺色を待たず、茶色を購入したのでした。
注文していた財布が手元に届いたので感想を書こうと思ったのだけど最近革のブログを立ち上げたのでせっかくなので革のブログに感想書いています。