桃の季節!
フルーツの中で桃は三つの指に入るほど大好きな果物です。
旬の食べ物は思う存分食べるべし。
桃と言ったら山梨や福島が思い浮かぶのですが、長崎でも桃は取れるんですよー
そんなわけで桃ずきなので産直で売っているのを見かけては買い、毎日のように食べてる。
季節のものは食べなきゃ損!って思います。
梅雨が明けてとっても暑い毎日ですが、長崎ではスイカはもう旬ではないんですよね、スイカを食べたい!って思ったって美味しいスイカは手に入りませんからー。
売ってないわけじゃないのですが、旬を過ぎているので旬の時期のスイカと比べると確実に味は落ちてる・・・。
食べられるときに一番美味しく食べられるものを思う存分食べないと、「あー今年美味しいスイカ食べるの忘れた!」なんて言ったって旬のものは戻ってきませんからー。
せっかくなので桃の皮を使い、桃酵母起こしに挑戦!
さて思う存分桃を食べているわけですが、桃で自家製酵母を起こしてみたいとも思っていたんですよね。
だけど、果肉はもったいないので、桃を食べる時に残る皮を使って桃酵母を作ることにしました。
自家製酵母作りは一年前と比べたらだいぶ上手になりました。
でも、まだまだ失敗する果物はとことん失敗するのだけど、作り方について本やネットから調べて自分なりに自家製酵母作りを成功させるやり方のコツがわかってきたので紹介したいと思います
桃酵母作りの手順とコツ
準備するもの:
水道水
桃の皮
砂糖ティースプーン2杯
煮沸した瓶
瓶に桃の皮がかぶるくらい水道水をいれ砂糖を加えて蓋をする。
何度か振って砂糖を溶かし、朝と夜1回ずつ蓋を軽く開けてから再度蓋を閉めて一回だけ上下に混ぜる。
(底の方に白っぽい粉なのようなものがある場合は全体に行き渡るように上下に混ぜる)
発泡がピークになってから半日から1日置くとパン酵母として使える。
(本やネットで調べた情報の多くは1日一回だけ蓋を開けてと書かれているけれど、発泡のピークを見逃さないために1日二回蓋を開ける作業をしています。そうすることで発泡のピークがいつかわからなくても、発泡が治まっていると分かれば酵母が完成したとわかる)
自家製酵母作りが完成したものは煮沸した瓶に液のみ入れて冷蔵庫で保存する
(底の方に白い粉なの沈殿があるので瓶をよく振って沈殿を混ぜてから液を瓶に移す)
なるべく2週間以内くらいに使い切るようにしています。その間1−2回は砂糖をティースプーン一杯くらい足しています。
ストレート法で簡単自家製酵母パンの作り方
桃の自家製酵母液100ml
水60−70ml
強力粉280g
砂糖10gくらい
塩4g
混ぜてこねます。
水分が多いっていうときは強力粉や全粒粉、準強力粉、薄力粉を足したり、水分が足りない時は水を足して調整します
2−3倍の大きさになるまで発酵させたらガス抜きをし、発酵カゴで形成発酵させたり、切り分けて小さいパンに丸めて形成発酵させたりします。
発酵カゴは毎回代用策でしています。→ 自家製酵母パン作りの発酵カゴの代用策
発酵カゴで形成発酵させた場合、250度余熱→スチーム数分→230度20分で焼いています。
発酵カゴで形成発酵させた時と同じ条件でプチパンを焼いてしまったら案の定、焼き過ぎ・・・。
ちょっと焦げちゃった。
肝心の味なんですが、ストレート法でやったので桃の香りがするのかな??なんて思ったけれど、全く癖のないパンが完成しました。
桃の酵母液は結構桃のいい香りがしていたのになー。
でも、変な癖が出ずに食べやすいパンが完成して結果オーライです!
自家製酵母作りには欠かせない本
「自家製酵母」のパン教室 [ 高橋雅子 ]