夏といったらメロン、スイカ!
毎日のように食べているのでせっかくだから破棄する場所や端っこを使って酵母起こしをすることにしました。
メロンで酵母起こしを開始したけれど・・・。
メロンは種と皮を使って、甘みが強いので砂糖は小さじ半分ほど加えて酵母起こしをすることにしました。
植物ならなんでも酵母っているんですよね。
だから葉野菜とかハーブでも酵母起こしはできるはずで、メロンも当然酵母はいるのでなんの疑いもなく酵母起こしをするために仕込みました。
でも一応、酵母起こしの成功率とか、作るのが難しいのか、作る際の注意点があるんじゃないか?って仕込んだ後だけど調べてみることにしました。
できないって、ことなんか微塵も想像もしていなかったのでまさかの結果がでました。
でも、なるほど!納得ーとも思ったんですよね。
メロンでは酵母起こしはできるけど、パン作りはできない!
調べたらメロンではパン作りができないとわかったんです。
なぜ作れないのか?
酵母は作れるそうなのですが、パン作りには使えないそうなんです。
なんとメロンにはタンパク質分解酵素が含まれているんですって。
タンパク質分解酵素といったらパイナップルとかキィウイは有名ですよね。
まさかメロンにも含まれているなんて知りませんでした。
でも、考えてみたらメロンを食べてる途中や食べた後に唇や口の周りが痒くなったり、少し腫れたりするんですよね。
喉がイガイガしたり喉が痒くなるっていう人もたまに聞きます。
こういうのは一種のアレルギーだと思っていたので原因がわかってちょっとスッキリした!
メロンのタンパク質分解酵素について
タンパク質分解酵素といわれると確かにメロンを切る時キィウイやパイナップルと同じヌルヌルした感触がありますね!
ちなみにメロンのタンパク質分解酵素はククミシンと言うそうです。
ついでに調べてみたらマンゴーや梨、イチジクもどうやらタンパク質分解酵素を持っているんですって。
そういわれたら梨やイチジクは肉料理につかう国があるのでちょっと納得です。
タンパク質分解酵素を使った有名なのをいうと酢豚にパイナップルをつかっている料理があるけれど、もしかしてキィウィやメロンマンゴーイチジク梨?!も酢豚のパイナップルの代わりになるってことだよね、と想像してみたけれど、やっぱり酢豚にはパイナップルが味のバランス的にあうからパイナップルを使っているんだなーと一人納得していました。
酢豚にメロンやキィウイを使ったら完成した時には形が崩れてドロドロになって食べたくないですもんね。
でも、他のお肉料理の時に下準備としてお肉とタンパク質分解酵素を持つ果物と一緒に漬けて置くとお肉が柔らかくなるし、甘みもついて一石二鳥ですね!
メロン酵母でパン作りをするとドロドロの生地に!
もし、メロン酵母をパン作りに使うとグルテン(タンパク質)がタンパク質分解酵素で分解されて、こねてまとまっていたパン生地が時間が経てば立つほどドロドロになってしまうそうです。
お、おそろしい・・・。
一応メロン酵母について調べておいてよかったー!
このまま続行していたらパン生地を無駄にするところでした。
ということでメロン酵母作りは中止しました。
そんなわけで、メロン酵母でパン作りは止めた方がいいみたいですが、クックパッドのレシピでメロン酵母でのパン作りのレシピのっていたので一応載せておきます。
かなり強硬突破的な作り方だなーなんて思いました。
しかも、メロン酵母はキュウリ臭いらしく、キュウリ臭いパンは嫌だなあ・・・
この本を読んでから酵母起こしの成功率がぐんとあがりました。