25才で不妊治療の病院へ行ったら、わたしも主人にも原因があった。

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最近は芸能人が不妊治療しているとと公表するようになりましたね。

長男を妊娠した2008年頃は不妊治療を公表する人なんていなかったような気がします。

わたしの周りでも不妊治療をしたと聞くようになり、不妊治療は身近になってきたような気がします。

わたしも不妊治療を少ししたことがあり、少しでも参考になったらな、と記録してみました。

不妊治療の病院へ行く事になった経緯

そもそもなんで不妊治療の病院へ行こうと思ったか。

自分の体について、小学生から疑問をもっていました。

小学生で生理が来るようになり、他の人がどうなのか?わからなかったけれど、なんだか異常な気がしていました。

生理が2ヶ月こなかったり、生理が一日二日で終わったり。

たぶん、自分は赤ちゃんできないんじゃないか??ってずっと漠然と思っていたから。

20代になって働くようになり、産婦人科でみてもらうことにしました。

念願の産婦人科デビューでした。

先生が異常を見つけてくれるって思って先生には生理不順ですと伝え、エコーをしてもらいましたが特に異常はみられないけれど、左の卵巣が少し大きく見えるとだけ言われ、大丈夫、赤ちゃんできるよ、って言ってもらえました。

 

結婚してから専門の病院へいく。

それから結婚して少しして赤ちゃんが欲しくなったけれどたぶん自然妊娠は無理だって、おもっていたのと、ちょうどその時都会に住んでいたので不妊治療の専門の病院へ早速行くことにしたんです。

この時、25才。

自分でもちょっと早いかな、って思っていたんですけどね、でも、卵子は年とともに数もへり、質もどんどん悪くなると知っていたので早いうちに悪いところを直さないと、という思いでちょっと躊躇していたけれど、勇気を出して行くことにしました。

病院へ行って知ったのは不妊と認定されるのは一年子作りをしても赤ちゃんができなかった人たちを指すそうでしたが、子作りを始めて数ヶ月で病院へいったのでちょっと早いけど、まあ、いいでしょう。と先生は診察をしてくれました。

 

不妊治療病院でしたこと

不妊治療の専門の病院だったので機械的にいろんなことがサクサク進みました。

ちょっと展開が早すぎて驚く暇もないほどでした。

・基礎体温を毎日測り、記録する。毎日

・先生の言われた日に夫婦生活(営み)をしなくてはならない。毎回

・生理中に採血やエコー。2回

・旦那の精子を早朝採取して早朝に病院へ持っていく。2回

・卵管造影撮影(膣から造影剤をいれて卵管がつまっていないかのチェック)1回

・フーナーテスト(性交後に子宮頚管の粘液内にある精子の状態を確認するための検査でようするに相性をみるためのもの)1回

これ全部4ヶ月くらいで行いました。

4ヶ月とかくとサクサクと進んだように思われないでしょうけど、結構忙しいんですよ。

わたしの仕事の都合も考慮してスケジュールをたてるのでスケジュールがいれられなかったらまた来月に検査しなくてはならなかったり。

生理中の検査の場合月に数日くらいしかチャンスはないですから。

そして不妊治療を開始するとかなりの精神的なストレスがかかります。

毎回行くたびに、テストで悪い点数をつけられている気分でした。

早く合格点をとらないと!そういう風な気持ちに近かったかな。

 

わたしも旦那も問題がみつかった。

生理中の採血の結果、わたしの男性ホルモン値が異常に高く薬で下げる必要がありました。

卵管造影撮影の結果、左の卵巣が癒着してて形がいびつで卵管が詰まっているといわれました。

また、主人は精子の運動率が悪いと言われました。

私に異常が見つかったときは、やっぱりか、ってショックな気持ちと、今まで自分の体は異常って思っていたので疑問が解決してすっきりした気持ちとで複雑でした。

でも、旦那にも原因があるなんて・・・という感じでしたね。

わたしの問題箇所

わたしの男性ホルモン値が異常に高いということに関しては薬を飲むことでどうにかなったのですが、卵巣が癒着してて形がいびつで詰まっている、ということに関しては卵管造影撮影の造影剤を先生が無理やり流してくれたので詰まりは解消されたそうなのですが、卵巣が卵管釆と近すぎて卵巣からでた卵子を卵管釆が受け取れないと思う。といわれました。

だからもし左卵巣から排卵が起きたときは妊娠できないでしょうね。と言われました。

知らなかったのですが、卵巣で卵子が作られ、卵管の先っぽに卵管釆というものがあり、ここで卵子をキャッチして、卵子が卵管を通っている間に精子と出会うんだそうです。学校で習ったはずなのに全然覚えてなかったー

 

主人の問題箇所

主人の精子の運動率が悪いということに関して、WHOで定められている自然妊娠可能な精子の数や運動率という数値があるのですが、それには到底届かない数値でした。

一回目の検査結果がでたとき、主人も私もたまたまだよね?みたいに思っていたけれど二回目も同様の結果。

人工授精に必要な精子の数、精子の運動率には当てはまっていたので先生にはあなたたちの場合、自然妊娠は無理、人工授精じゃないと赤ちゃんは無理でしょうね。と言われました。

人工授精開始?

次の段階が人工授精でした。

人工授精じゃなきゃダメなのか、って気持ちが落ちていましたが、データとして出ているので仕方がないと諦め人工授精の段階に移ろうって思っていました。

早速、人工授精の日程を組みましょうって言われたのですが、ちょうどわたしのスケジュールがハードになり、来月もその次の月も病院へは行けない、ということで、病院の予定はいれていませんでした。

そんなとき、妊娠発覚したのです。

まさかまさかでした。

わたしの左の卵巣は使えないし、旦那の精子は元気じゃないし。

絶対自然妊娠はできないって思っていたので、何かの間違いかと思い病院で確認してもらったけれど、赤ちゃんはちゃんといて心臓も動いていました。

先生も結構びっくりしてて

確かに赤ちゃんいるね。だけど、旦那さんの精子の運動率わるいからねーちゃんと覚えておいてねっ

て念を押され先生とお別れし、それから不妊治療病院へ行くことは一度もありませんでした。

 

問題があっても子供ができる生命の不思議

二人目、三人目は不妊治療病院へお世話になることなく妊娠することができました。

主人の精子の運動率や数はストレスでも悪くなるらしいので、結局ストレスが原因だったのかなって今では思います。

わたしの場合、左の卵巣が使えない、男性ホルモン値が異常に高い、っていうのは変わらないので、子どもを3人妊娠できたのは右の卵巣のおかげと生命の不思議だと思っています。

だけど、排卵は毎月どっちの卵巣から排卵されるのかわからないのだそうで、二ヶ月連続左から排卵ってこともあり得るんだそうです。

そういう意味で言ったら、やっぱり片方しか卵巣が使えないのに妊娠できたのってすごいなって思います。

一人目が何年もできなかったのに、二人目、三人目はすぐできた、なんていう話もよく聞く話です。

体ってどうなっているんでしょうね。

だけど、たぶん、ストレスが一番の原因だと思います。

 

不妊治療にかかった費用

不妊治療はお金がかかると聞きますが、かかった費用、ほとんど保険適用されていて私の場合あまりかかっていません。

ただ、卵管造影撮影だけ保険適用外だったので一万円くらいかかった記憶があります。

ほとんどの自治体で補助金がだされているそうですが、私がしたときは卵管造影撮影に助成金はなかったような気がします。

 

気になるのなら産婦人科ではなく不妊治療専門病院へ

普通の産婦人科でみてもらったとき、すこし左の卵巣が大きく見えるとは言われたけれど、とくに異常がないといわれました。

不妊専門の病院の先生にエコーしてもらったら一回目で左の卵巣が少し大きく見える、たぶん癒着してだろうな、って詳しい検査をする前にいい当てていました。

検査も不妊専門だからあまりの検査の進む速度についていけないとも思うけれど、気になるのなら不妊専門病院へすぐ行ったほうがいいって思います。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

もなか

秋田出身、長崎県在住のパートタイマー主婦。 3人の子供の子育てをしながらクリーニング屋のパートをしたり、革修理の仕事をしています。  詳しくはこちら。